新上のできること
デザインや企画に込められた意図をどのように製品化すれば良いか
新上では、従業員全員がお客様のご期待にお応えできるよう、
日々考えながら、製造工程1つ1つを組み立てていきます。
自社でオリジナル商品を企画から製品化まで手がけた経験と、
考え続けることで浮かんだアイデアで、
こだわりや意図を反映した製品化を実現します。
弊社オリジナル製品のサムピックを例に、製品化までの流れを簡単にご紹介します。
製品の良し悪しを決めるのはラフスケッチ段階で決まるといってもいいでしょう。
ここで製品としてのコストも決まってしまいます。金型や量産の事を考えながら数十パターンを練っていきます。私が好きな時間ですが相当悩みます。
量産可能でコストも予想できる範囲まで設計を絞り込み、検証するために試作品を作ります。以前は試作用図面から手作りで試作をすることがほとんどでしたが、最近では試作用3Dデータを起こし、3Dプリンターでの試作がほとんどです。ご要望があれば手作り試作も可能です。ここで各部門とデザインレビューを行い。さらに改良を加えていきます。
試作時の最終図面を基に、金型製作に向けてより細かい部分を詰めながら再度設計、検証を行います。
前の工程で詰めた細かい部分を反映し、3Dモデリングで最終的な確認を行います。ここでもデザインレビューを行い、問題があれば図面を修正します。
最近では平面図の工程を無くし、3Dデータのみで設計を進めていく場合もあります。
協力工場にて金型を製作、実際に金型を使って試作を重ね、量産に向けて最終調整をします。
ようやく製品になりました。ここで樹脂の最終決定、実際に使用して検証をして完成です。
カラーバリエーションも多数用意して、最終的な色を決定します。
外部のグラフィックデザイナーとパッケージ案を練り、印刷、裁断、ブリスターまで手配します。
製品を組み立て、パッケージにセットして出荷を待つ状態です。
企画、設計からデザイン成形、組み立て、パッケージング、出荷という一連の作業を行っています。
こちらは射出成形の中では難しいとされる透明無垢の製品です。弊社ではプラスチックの限界と思われるような製品にいくつも挑戦し、お客様のお手元にお届けしています。
成形条件の調整を始め、離型後の処理についても工夫を凝らし、製造工程1つ1つを考えぬき製造しております。
※こちらの製品はお客様の許可のもと掲載しております。
お客様WEBサイト:http://timbre.jp/
協力工場様にて職人さんが一つ一つ丁寧に表面を磨いております。そのためここまでの仕上がりを実現できました。
社内だけでなく協力工場様と力を合わせてモノづくりに取り組んでおります。
中量・大量生産品の場合もこのような製品で培った「経験」「技術」「ノウハウ」を用いて価格以上にご納得、ご満足いただけるような商品をお客様のお手元に届けられるよう日々努めております。